中断の書に記録しますか?

2009年11月23日月曜日

香奈監禁2日目に餌をやった。
私の尿とドッグフードをミキサーにかけたドロドロの液体である。
香奈は大粒の涙を流すだけで一向に食事を摂ろうとしない、香奈の体調が心配である。
てゆうか一言も喋ってくれない、お話ししたいな

「香奈ちゃん」

「なに?」

「ここおじさんの家ね、これからよろしくね」

ガタガタと震えている、顔色も良くない。
全面コンクリート、自宅の一番北の位置の日の当たらない小部屋なのできっと寒いのだろう
熱いシャワーをかけてあげた。

「ぎゃああああああああああイ゛ェ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛熱いいいいい熱いいいいい」

これで寒くないよ安心だ。
それよりご飯を食べないからドッグフードのドロドロの液体に少し前の女の、大切に取って置いた血液を解凍して混ぜてやった。
さ、お食べ。

「ぎゃあああああいやああああああ」


監禁4日目部屋を覗いてみたら香奈がぐったりとしている

「ねぇ大丈夫?」

「ああああああ出してよおおおお、わああああああああ死にたくない、死にたくない、嫌だお願い出して何でもするから」

「キミはここに居てくれればいいんだよ」

香奈が泣いてる

「あはは」

僕が香奈の頬に軽く触れるとビクッてなった。

「ははは可愛いねぇ」

うなだれていてげっそりしているそれになんか臭い。

「ちゃんとご飯食べなきゃ駄目だよ~死んじゃうよ~」

ひっくひっく言いながら泣いてる、馬鹿か。泣いて逃げられると思ってんの。






監禁・・・何日目か忘れたけど女めっちゃくさい。
やつれてるし気持ち悪い。
部屋の外まで臭ってきそうだ早く、捨てよう。
外にある車のトランクには沢山愛した生きてるのか死んでるのかさえ分からない様な香奈。
天国に、いけるといいね、あ、いやキミは天使だから天国に還らなくちゃね。


 ひとつ またひとつ 空に返して


      ~END~

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